フヂちゃん27:ソチ

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お父さん:「炎の中の影から生まれた、この生き物は、(小さな命)という意味で、ソチと呼ばれたのよ。」

お父さん:「ソチが生み出された頃の、王様や呪術家達はね、ソチを何かの役に立てようと、色々と研究したようだけど、昔の知識と術学では、小さく軽いソチに、大きな仕事を与える事は出来なくてね・・・」

お父さん:「・・・唯一、ソチに与えられた役割は、小さなペットとして、王族や貴族なんかの、お金持ちの家で飼われる事だったのよ。」

お父さん:「ソチの心臓になってる穀物の種は、一粒で一日しか、命の炎を燃やせないから、ソチの飼い主は毎日、一粒の穀物を与えていたのね。」

お父さん:「それでも、ソチの寿命は長くて3週間くらい、だったらしいよ。」

フヂちゃん:「寿命が終わると、どうなるの?」

お父さん:「ソチは、穀物の燃えカスばかりを、僅かに残して、煙になって消えて行くんだって。」

フヂちゃん:「え〜、煙になるのは、悲しいね。」

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by yamadorikoubou | 2011-08-24 02:39 | フヂちゃん