フヂちゃん55:頭上の危機

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いっぽうフジ鳥(ふじちょう)は、魔法の森の西の空深く目指して飛び続けています。

翼の羽ばたきも、生まれた時からそうしてきたかのように、自由に使いこなせるようになりましたが、しかしそうやって、上手く飛べるようになればなるほど、元の自分の記憶が薄らいで行く事には気がつきません。

ただ何となく、自分の大事な物が、この空の先に消えて行ってしまった、その思いだけは強まるばかりです。

そんなフヂ鳥の頭の上を飛ぶ、黒い鳥の影がありました。いつも群れで行動し、縄張り意識が強いヒゲツルミの群れです。

そうと知らずに、ヒゲツルミの縄張りに入ってしまったフヂ鳥。ヒゲツルミ達は、カバンを首にかけた変てこな鳥を見つけると、早速にもちょっかいを出さずには、いられませんでした。

ヒゲツルミのリーダー:「オマエら、あのバカ鳥に教育してやれ!」

ヒゲツルミ達は、フヂ鳥の上空から一斉に、襲いかかりました。

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フヂちゃんアブナイ!
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by yamadorikoubou | 2012-08-18 00:33 | フヂちゃん