フヂちゃん61:フヂちゃんの悲鳴

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フヂちゃんは、ザアザアと騒がしい葉擦れの音に、目を覚ましました。

身体を動かそうとすると、少し自分の身体でないような、感覚です。そういえば、自分は鳥になって空を飛んでいたのを思い出しましたが、それが夢だったのかどうか、まだぼぉっとした頭では判断がつきません。

簡易なベットに寝かされていた身体を起こしてみると、目の前には小型のボートが接地してあり、その上に立って何やら指図している魔女の姿と、慌ただしく働いている手下達の姿がありました。

魔女は、森の獲物と収穫の詰まった包みを、自分の船に積み込んでいるところでした。

フヂちゃんが身体を起こしたのを見ると、さっそく大きな声で、言いました。

魔女:「さあさあ、いつまで寝てるつもりだい?」「あんたはお客さんじゃあ無いんだよ。」

魔女:「このカワセミ号はね、これから急いで落ち葉の大河を下って行かなきゃいけないんだ。」

魔女:「さっさと毛布をたたんで、ベットと一緒にこっちに持っておいで。」

自分に何が起こったのか、まだよく解らないまま、魔女の剣幕におされて慌てて立ち上がったフヂちゃん。

そのとき、自分の手足を見て、思わず声をあげたのでした。

フヂちゃん:「キャ〜〜〜!!」

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by yamadorikoubou | 2012-08-28 01:26 | フヂちゃん